頭を殺す

あまり寝なかった。昨日ついに息子がつかまり立ちできるようになった。保育園に息子を送って、帰る時、お友達がバイバイって手を振ってくれるのが嬉しい。

ガムを噛んでいないと仕事が出来ない。明日は保育園の迎え当番なので今日片付けようと残業。腰が痛い。

忘我という言葉がある。ディスプレイ上のケイ線でも、文庫本の匂い立つような一字一句でも、カッターナイフの紙に吸い込まれて行く刃先でも、ピックが弦に触れる瞬間でもいいけれど、完全に集中している時は、意識はオフになっている、つまり死んでいるのと極めて近いという事を思った。頭を殺す。頭を殺すという事が生きている事そのままなら、死んだまま生きていられるのでは無いだろうか。

友達がチベットから帰って来た便りが届いた。嬉しい。