プルースト箴言集#01

「人はいうべきことをつねに半分忘れるものだからといって、もっとも簡単な事柄さえそれを何度もやるのはまことにやりきれない」
マルセル・プルースト失われた時を求めて』筑摩文庫版8巻「囚われの女」p725

レズの疑いのあるガールフレンドがパン屋で色目を使ってたので、自分の住所(=ガールフレンドの住所)をパン屋の女主人に他の客に漏らさないように言い含めるのを後でやろう、しかしめんどくせぇなぁ。という述懐。