帰省一日目

7時に目が覚める。何週間かぶりに風流。支度をして、私の実家に帰る。東京駅でイズミさんと待ち合わせる。偶然同じ車両に熱帯魚夫妻が乗り合わせていた。

息子は反対のシートの女の子に目線が釘付け。なんともはや…。恥ずかしいので抱きかかえて車窓から海を見せていたら、窓に額をぶつけて激しく泣き叫ぶ。

実家について、機嫌の悪い息子にてこずる。妻と交替であやしつづける。そのうちだんだんいつもどおり調子に乗り出す彼。段差から落ちてまた大泣き。

実家に帰れば少しは気が楽になるかと思ったが、そうでもない。しかし仕方が無いね。誰もがどこかしら、幾分かは地獄に住んでいるのだろう。私のしんどさは私のものだが、ここにいる誰もがどこか私の知らない別の世界で別の苦痛を抱えているのだから、私は私で自分でなんとかやるさ。もちろん周囲には多大な迷惑をかけるだろうが。

もっと馬鹿馬鹿しい、辛気臭くないことが書ければいいのに、思いつかないな。明日はマツケンサンバを観よう。母親の新聞の大量のスクラップの中にROVOのライブ評があった。変なの。それから、「極刑以上の刑」って何だろう。中国黒社会の拷問とかそういうのかなぁ。しばりつけて水滴を頭に何十日もたらし続ける(頭蓋骨が溶ける、気が狂う)とか?是非やっていただきたい。