私は私だから
私は私だから、どこまでいっても私だから。
午前1時就寝、6時半起床、保育園。眼差しの鋭い女の子にいすくめられる。幼児にもそれぞれすでに人格が出来上がっているかのような眼力というものがあると知る。
日本語の湿った文章が恋しくなって、通勤中島尾敏雄「魚雷艇学生」再読。
4〜7。終日おおむね気分が良い。22時帰宅。
■駅を降りて線路沿いの人寂しい暗い、冷たく鈍い蛍光灯の街灯がまばらにある路地を歩いて帰る途中、家路に向かう人も途絶えがちな時間に、軽自動車の中で本を読んでいる若い女をよく見かける。暗いので顔はよくわからないし立ち止まって見るわけでも無いのだが美しい顔だちの女であるように見えた。今日は彼女はいつもの運転席ではなく、その位置は男が占め、助手席に座っていた。顔はやはり判然としなかった。
晩飯は鶏のもも肉のあぶり焼きとホッケ。