夜の話し相手

仕事があるので、起床時間を調整するために、昨日は酒と睡眠薬を大量に服用したのに全く寝られなかった。その日の午前中息子を送ってからずっと寝ていたからだ。1日に何時間眠っているか最近は勘定する事もやめてしまった。鬱になると午前中眠くなる。あるいは、することが無い、なにもしたくない、考えたくないから眠るのかもしれない。そして夜になると目がさえる。目がさえて今日は久しぶりにPCの前にずっと座っている。PCよりも、夜の話し相手が欲しい。どこかの深夜営業のファミレスで、小難しい話を得意げに語ったりしたい。わたしは独りになると学生時代の気分に退行する。そして朝目が醒めて父親らしさもとりつくろえない青ざめた顔で義父に挨拶をして妻と朝食の準備をし、そしてまた眠る、昼間の事は何も思い出せない。
小難しいブログを読んでいたら、そんな風に自分も小難しくなってもいいではないかと、そんな気になっただけだ。馬鹿話の馬鹿ネタブログも読む。面白い。精神が荒廃して言語が崩壊しているブログも読む。鋭くて訳が分からないが美しい文章だ。そうだ、様々な世界があって、かっては自分もその一員だったのに今はあまり言葉が出てこない。悲しい事に僕の飲んでいる薬はオレの脳を駄目にする。うまく喋れない。この文章も首尾がいつのまにかどこかへ消えていってしまった。夜の話し相手は呆れたのか?

■「仮往生伝試文」読了

■「花様年華」「ブラックホークダウン」「イノセンス」「東京流れ者」「ハピネス」「ロード・トゥ・パーディション」「ターミナル」最近見たDVD